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漂 泊 者 の
歌
烏里
烏沙
漂泊者のわれは
一羽の真っ黒な小鳥のように
地のはてを流れ漂っていた
自分の小さな夢を叶えるため
九十九の山を越え
九十九の川を渡り
翼のとどくところまで
まわった、まわった
翼のとどかないところのことも
聞いた、聞いた
もしかしたら
われの視野が狭いかも
でも――
われにはウソつけない
いわゆる絶景の中の絶景
――それらのところは
われらのふるさと
うつくしいチベット高原と
決してくらべられないもの
もし、おまえが信じてくれれば
おまえのほうはチベットと縁があり
もし、おまえが信じてくれなかったら
おまえとむだな論争はしない
われはただちに去っていく

定住し始めたチベット遊牧民の老人たちと 小学校建設地曲登故郷にて
鳥里鳥沙( WULIWUSHA
)
探険家、フォトグラファー、1967年チベットカム地方(四川省甘孜チベット自治州)に生まれ。四川美術大学など、中国の5つの大学で10年間ほど遊学、専攻は油絵、研究テーマは民族・民俗学及び植物学。
1996年に来日、和光大学人文学部芸術で芸術学及びコンピュータ・グラフィック・デザインなどの実技を学び、撮影創作を続行。これまでに数十回中国に帰国し、少数民族の諸相について調査してきた。活動範囲が広く、チベット高原及び中国西部の秘境を回り、多角的な視点で捉え創作活動をしている同時に、チベットカム地方の山々についての調査・研究活動もしている。
99年の8月〜9月には日本の大学生13名を引率し、39日間費やして、東チベットから西チベットまで陸路4000キロを横断した。その後、チベットチャンタン高原無人区をはじめ、数々の秘境奥地の探険の旅を企画・実行してきた。
現在、株式会社ビービーシーのソフトウェア開発部に勤務しながら、講演会や、写真展などを通して、中国西南地区の少数民族の紹介をはじめ、チベット高原の厳しい所に小学校を建設することや、チベット高原探険・現地体験などの旅を企画実行して、日中文化交流のかけ橋の役を果たして幅広く活動している。
中国の少数民族事情を紹介する記事などを雑誌や新聞に多数刊行。
著書:『雪域聖地情――青蔵高原的自然景観和人文風貌』
NPO法人チベット高原初等教育・建設基金会理事長
チベットカム山岳研究同好会会長
日中友好協会会員
日本植物学会会員
個展
2001年1月「わが故郷チベット」(東京・ドイフォトプラザ渋谷)
2002年3月「雪域聖地情」(中国成都・四川省博物館)
2003年2月「チベットの子」(東京・銀座るたん画廊)
2003年5月「チベットへのいざない」(東京・町田ぱるるプラザ−6階ギャラリー)
2004年4月「知られざる秘境ーー東チベットの自然と人々」(東京・町田ぱるるプラザ−6階ギャラリー)
個個展の他
2001年8月、3人展「蝶・チベット・屋久島」(神戸・淳久堂書店ギャラリー)
2002年6月グループ写真展「雪域聖地情――チベットへのまなざし」企画・出品(東京・新宿ニコンサロン)
2003年5月「祈りの故郷チベット」企画・出品(東京・町田中央図書館ギャラリー)
2004年7月グループ写真展『チベットの自然と文化』ギャラリー・新宿アクロス
2004年11月グループ写真展「東チベット 4300mの村に創った日中友好小学校」 街かどギャラリー
2006年2月グループ写真展「チベットへの視線」 ポートレートギャラリー
2007年4月グループ写真展「チベットの高原の子どもたち」 練馬区立美術館
2008年11月グループ写真展「迷人風景・動人的愛」――中日友好チャリティ大写真展 2008中国・成都 成都イトーヨーカドー錦華店
2009年1月グループ写真展「魅了する光景 ――チベットと周辺地域の自然と暮らし」 練馬区立美術館
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